大人にとってのリンゴ病

子供と接触の多い若い母親は気を付ける

前述でお話しした通り、リンゴ病は乳幼児の間で流行する病気です。
大人は大抵免疫ができているのでかからないのですが、何事にも絶対ということはありません。
子供の間で流行した時期に、子供と接触の多い若い母親を中心に大人でもかかってしまう病気なのです。

子供の場合と違って頬が赤くなることはほとんどなく、なんとなくほてった感じがするのが初期症状です。
それから二、三日して手、腕、ふとももなどに小さな赤い斑点が出てきます。
この斑点をよく見てみるとレース状に連なっていますが、パッと見は本当にただの斑点にしか見えません。

ほぼ同時期に手首、指、膝、腰など間接の痛みも現れてきます。

症状が重くなると、指を曲げにくくなったり、階段の昇り降りがつらくなってきます。
日常生活に支障はないかと思いますが、細かい作業をする仕事や肉体労働だと支障が出るかもしれません。
特殊な検査(ウイルス学的な検査)をしないと病院でも原因を特定できないため、風疹など他の病気と間違われることが多いです。

基本的には自然治癒しくリンゴ病

斑点や関節の痛みはつらいですが、早ければ一週間程度で症状は自然に治まっていきます。
長い場合は一カ月程度、症状が良くなったり悪くなったりを繰り返し、治ったと思ったらまた斑点や間接の痛みに悩まされることになります。
とは言え、やはり自然に治っていきますので然程心配はありません。

リンゴ病はこれまで述べてきたように、大人がかかっても基本的には放っておいて大丈夫な病気ではあります。
それでもどうしても心配だったり、あまりにも症状が重い場合は速やかに病院を受診しましょう。

しかし病院でも風疹など他の病気と間違うこともあるので、その時には「これはリンゴ病かも」と思うだけで随分心は楽になると思います。
また、慢性の貧血を抱えている方だとこれまで述べてきた症状より重くなることもあるので注意しましょう。